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Q
乳がんでリンパ節に転移があったため、脇下のリンパ節を取りました。
それ以来、風邪が長引いたり、ちょっとした傷で炎症を起こしたり、汗疹などの肌のトラブルが多くなったような気がします。リンパ節切除と抵抗力に関連はあるのでしょうか。
A
回答1
ご質問いただき、ありがとうございます。
ご指摘の通り、リンパ節郭清を行うと、行った側の腕の抵抗力が弱まり、感染しやすくなることがあります。リンパ節は細菌や異物などの侵入を防ぐ働きをしており、リンパ節切除を行うことでこの働きが弱ってしまいます。おそらく、ご質問者様もリンパ節切除の影響で、腕の免疫力が低下し、ちょっとした傷でも感染を起こしやすい状態になっていると考えます。普段から、なるべく腕にけがをしないよう注意された方が良いでしょう。
また、リンパ節を切除することでリンパの流れが悪くなり、腕のむくみが生じることもあるため、その際は早めに病院へ相談された方が良いでしょう。
回答2
乳がんの手術による腋窩リンパ節郭清を受けた後の身体全体の免疫力についてのご質問ということで理解しました。
結論から申しますと、乳癌手術に伴う腋窩リンパ節郭清による全身的な免疫力低下はほぼ無いと考えます。但し患側上肢にリンパ浮腫を合併した場合には、そこが感染には弱くなりますので免疫力が低下したと感じるかもしれません。
また術後療法として薬物療法や放射線療法を受けられていると思いますが、それらによる有害事象の方が一時的ではありますが全身免疫に与える影響が大きいように思います。
Q
乳がん検診で再検となり針生検2回施行しました。術前診断はDCISで、ER 3+ PGR 3+ HER2強陽性。コロナ禍入院制限がかかり術前アナストロゾール10日間内服。その後左BT+SN施行。
術後診断はER 1+ PGR陰性、HE+U6R2陽性、リンパ節転移(−)で浸潤部は1mm以下の診断でした。微細浸潤がんで5mm以上ないのでHER2療法、化学療法は該当しないと説明があり現在ホルモン療法中です。3ヶ月毎受診、腫瘍マーカー込み採血があり術後6ヶ月にエコー予定です。全摘で微細浸潤乳がんの場合、一般的に再発や腫瘍増大の確認はどのような検査を行うのでしょうか。また術前診断と術後診断の結果が違うのはどうしてでしょうか。
A
Q
一昨年の秋に肺腺がんステージ3bと診断されました。
その後、50日間の化学放射線療法後、維持療法としてイミフィンジを8か月行いました。当初は著効したものの、第4腰椎に骨転移が発覚しイミフィンジは中止しました。骨転移は痛みもなく、放射線治療により根治し、現在はアリムタにて治療中です。この先、免疫チェックポイント阻害薬やオリゴ転移に対する手術など根治が期待できる治療はないのでしょうか。
また、二次治療はドセタキセル・サイラムザ療法と聞いているのですが、接客の仕事上、脱毛は支障があり脱毛しない薬剤はないのでしょうか。
A
Q
腎細胞がんでリンパ節転移があり、腎臓とリンパ節を摘出しました。すぐに転移が見つかり、NIVO+IPIを始め、今はNIVO単独月1回になったところです。
転移とは別で、子宮を外から圧迫している腫瘍も見つかり今年の秋頃に放射線を当てました。1か月後のCTとMRIで全体的にかなり小さくなっていました。
今月のCTでは変化は見られませんでしたが、現在は腫瘍が活動していない状態かもしれないと言われました。CRPが0.03です。消えない場合はずっと抗がん剤を続けていくのでしょうか。
止めるのも不安ですし、今後の治療が気になります。
A
Q
57歳で浸潤性小葉がんステージⅡBになりました。
抗がん剤は1回目から副作用が酷く入院しました。2回目は薬を変えましたが、1回目以上に副作用が酷く入院中に主治医から「もう抗がん剤は止めましょう」と言われ治療を中止しました。その時は余裕が無かったので止めていいものなのかどうか、医師に確認することが出来ませんでした。
その後、放射線治療を受け、5年経った今も再発、転移はありません。ホルモン療法は行っておりますが、もし今後、転移・再発した場合は抗がん剤治療も選択肢になるのでしょうか?
また、代替治療で行えるものはあるのでしょうか?
A
Q
乳がん患者です。息子が二人いるのですが、乳がん以外に家族歴が関連する可能性のあるがんはありますか。
また、男の子の場合、日頃から自分で気を付けて触診などセルフケアで注意できることはありますか。
A
Q
60代女性、大腸がんステージ4です。
術後XELOXを8回施行し、1年後肺転移のためFOLFOX+BV、その1年後骨盤内再発手術、肺転移手術、FOLFIRI+BV施行。今月、骨盤内再再発に対しての重粒子線治療が終了。今はロンサーフ+BVをしています。次はスチバーガですが、二つとも効かないことも多いと伺いました。転移が見つかり2年7ヶ月ですが、症状は特になく、副作用が抜ければPS1で仕事もしています。こんなに元気なのに緩和かと思うといたたまれないです。
使える抗がん剤は底をついていますが、緩和に移行するのでしょうか。リトライで初めに使っていた抗がん剤に戻すと聞きますが、こういった例はあるのでしょうか。
A
Q
肺がんで5年前に手術後胸膜播種再発をし、骨にも転移しました。分子標的薬で治療をしたものの耐性ができ、抗がん剤治療をするも効果が無く、副作用の吐き気が強く出ました。
免疫チェックポイント阻害剤を試すも効果が無いため、今後、臨床試験ベースのウイルス療法やe-NKT療法など、副作用が少ない免疫療法の治験を受けたいと思っています。
ただ、主治医より、責任がとれないという理由で推奨できないと言われました。
治験を受けるためにはどうすれば良いのでしょうか。
A
Q
卵巣がんで再発もあり、通算9クール目のTC療法抗がん剤後、 みぞおちの痛みが強く出ました。医師によると抗がん剤の副作用という事でした。
10クール目に、みぞおちの痛みと共に全身に地図模様状の蕁麻疹と息苦しさがあり、点滴を止めると、みぞおちの痛みも無くなりました。 9クール目のみぞおちの痛みは、アレルギー反応の前兆だったのかもと考えていますが、医師に副反応だから心配無いと言われ詳細を聞くことができませんでした。
今後別の抗がん剤治療で同じ症状が出た時にどう考えれば良いのか分からず、この先の治療が不安です。アレルギーの症状として みぞおちの痛みと言うものは考えられるのでしょうか?
A
Q
パネル検査を受けたところTMB-Highで、キイトルーダが適用できるようになりました。
キイトルーダと化学療法の併用治療はどのような効果とリスクが想定されますか? また、抗がん剤治療から免疫治療へ治療を切り替えるにあたりその判断基準や視標を教えていただきたいです。
医師には効果が無くなった時と言われましたが「効果がない」という判断の基準や視標を知りたいです。
(腫瘍マーカー、CT、MRI等)
A
Q
舌がんで部分切除を4回繰り返し、昨年、皮弁再建、リンパ郭清、気管切開をしました。
再建手術では顎の骨を削り、現在は歯茎に皮弁がかぶさってる状態です。追加治療はしていません。
半年後にCTで、顎の骨に剥離骨折が認められました。再建部分の傷が治りきらず、瘻孔のような状態になっています。
主治医からは、「炎症が強く痛みが出たり、食事、会話に支障があるなら手術したほうが良いが、手術となると瘢痕やひきつれも出る可能性があります。 そのままでは傷は治らないが、今は炎症が落ち着いてるので、できれば様子見をしましょう。」と言われました。
骨を外して出す手術をすべきでしょうか。それとも、炎症が落ち着いているなら、このまま様子見をすべきでしょうか。 レアケースのため、ネットでは情報が見つからず、再発との関連もわからず、不安を感じています。
A
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