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医師に質問しよう!

医療者
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医師に質問しよう!医療者Q&A
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複数医師から回答

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こんなお悩みありませんか?

Q
こんなお悩みありませんか?

主治医から受けた説明が理解できず、どうすればよいか、困っています。

Q
こんなお悩みありませんか?

漠然とした不安がありますが、主治医が忙しく、質問する勇気がでません。

Q
こんなお悩みありませんか?

抗がん剤の副作用だと思う症状がありますが、これってよくあること?

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医師からの回答

複数の経験豊富なエキスパートがん治療医から頂いた回答を掲載しています
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Q

リンパ節切除と抵抗力について
乳がん

乳がんでリンパ節に転移があったため、脇下のリンパ節を取りました。
それ以来、風邪が長引いたり、ちょっとした傷で炎症を起こしたり、汗疹などの肌のトラブルが多くなったような気がします。リンパ節切除と抵抗力に関連はあるのでしょうか。


A

複数の医師からの回答
  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答1

    ご質問いただき、ありがとうございます。
    ご指摘の通り、リンパ節郭清を行うと、行った側の腕の抵抗力が弱まり、感染しやすくなることがあります。リンパ節は細菌や異物などの侵入を防ぐ働きをしており、リンパ節切除を行うことでこの働きが弱ってしまいます。おそらく、ご質問者様もリンパ節切除の影響で、腕の免疫力が低下し、ちょっとした傷でも感染を起こしやすい状態になっていると考えます。普段から、なるべく腕にけがをしないよう注意された方が良いでしょう。
    また、リンパ節を切除することでリンパの流れが悪くなり、腕のむくみが生じることもあるため、その際は早めに病院へ相談された方が良いでしょう。


  • 医師からの回答
    診療部長
    30年目以上

    回答2

    乳がんの手術による腋窩リンパ節郭清を受けた後の身体全体の免疫力についてのご質問ということで理解しました。
    結論から申しますと、乳癌手術に伴う腋窩リンパ節郭清による全身的な免疫力低下はほぼ無いと考えます。但し患側上肢にリンパ浮腫を合併した場合には、そこが感染には弱くなりますので免疫力が低下したと感じるかもしれません。
    また術後療法として薬物療法や放射線療法を受けられていると思いますが、それらによる有害事象の方が一時的ではありますが全身免疫に与える影響が大きいように思います。

Q

経過観察の検査と術前・術後診断の結果について
乳がん

乳がん検診で再検となり針生検2回施行しました。術前診断はDCISで、ER 3+ PGR 3+ HER2強陽性。コロナ禍入院制限がかかり術前アナストロゾール10日間内服。その後左BT+SN施行。
術後診断はER 1+ PGR陰性、HE+U6R2陽性、リンパ節転移(−)で浸潤部は1mm以下の診断でした。微細浸潤がんで5mm以上ないのでHER2療法、化学療法は該当しないと説明があり現在ホルモン療法中です。3ヶ月毎受診、腫瘍マーカー込み採血があり術後6ヶ月にエコー予定です。全摘で微細浸潤乳がんの場合、一般的に再発や腫瘍増大の確認はどのような検査を行うのでしょうか。また術前診断と術後診断の結果が違うのはどうしてでしょうか。


A

複数の医師からの回答

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  • 医師からの回答
    医長
    20年目以上

    回答1

    ご質問有難うございます。
    再発の有無や腫瘍の増大については、各種腫瘍マーカーや各種画像検査によって定期的にフォローを行う事が一般的です。術前診断は針生検によって行われており、検体(生検にて採取された組織)が小さかったり、採取時の状況によって結果について多少の誤差が生じることもあります。術後診断は検体も大きく、針生検に比べてより正確に診断できると考えられています。ご参考になれば幸いです。


  • 医師からの回答
    医長
    30年目以上

    回答2

    微小浸潤がん pT1N0M0-stage1 ER+ PgR- HER2+ 乳房切除術+センチネルリンパ節生検後、現在はホルモン療法中ということで理解しました。
    1つ目の質問、「再発や腫瘍増大の確認の仕方は?」について一般的に必須とされているのは定期的な視触診とマンモグラフィです。但し貴方のような微小浸潤がんの場合には再発転移のリスクは極めて低いので、これらの検査の目的は健側乳房のチェックが主目的ということになります。あとは主治医の考え方でエコー検査や胸部レントゲン検査、ホルモン剤の副作用チェックの採血などがあります。
    2つ目質問、「術前診断と術後診断の結果が違うのはなぜ?」についてですが、術後診断が最終診断と考えてください。術前診断は治療方針を決めるための仮の診断です。診断精度が良くなったとはいえ術前DCISの診断が術後病理検査で微小浸潤癌の診断となることは珍しくありません。またサブタイプについても通常は浸潤部分で評価するものなので術前のER3+ PgR3+ HER2強陽性は非浸潤部分での評価となることから、術後病理検査で再評価したと考えます。その結果ER1+ PgRー HER2陽性と変わったということですので、こちらの結果を尊重するべきかと思います。

Q

化学療法の薬剤選択について
肺腺がん

一昨年の秋に肺腺がんステージ3bと診断されました。
その後、50日間の化学放射線療法後、維持療法としてイミフィンジを8か月行いました。当初は著効したものの、第4腰椎に骨転移が発覚しイミフィンジは中止しました。骨転移は痛みもなく、放射線治療により根治し、現在はアリムタにて治療中です。この先、免疫チェックポイント阻害薬やオリゴ転移に対する手術など根治が期待できる治療はないのでしょうか。
また、二次治療はドセタキセル・サイラムザ療法と聞いているのですが、接客の仕事上、脱毛は支障があり脱毛しない薬剤はないのでしょうか。


A

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  • 医師からの回答
    医長
    15年目以上

    回答1

    化学放射線療法に続くイミフィンジ療法、お疲れ様でした。イミフィンジ療法の途中で骨転移による再発が確認され、現在はアリムタ単剤による治療中とのことですね。
    さて、再発した肺癌の治療は化学療法が主体になりますが、癌細胞が有する遺伝子異常によっては分子標的治療薬による治療も選択肢に挙がります。遺伝子異常の有無は確認済みでしょうか。なお、免疫チェックポイント阻害薬であるイミフィンジ療法中に再発した事実を踏まえますと、免疫チェックポイント阻害薬の再投与(オプジーボ、キイトルーダ、テセントリク)に期待できる効果は限定的なものとなるでしょう。積極的にはお勧めできません。
    また、オリゴ転移に対する手術について、肺癌の領域では積極的に推奨するに足る科学的根拠がありません。少数の転移に対して放射線治療や外科的切除がメリットをもたらす可能性はありますが、リスクを考慮したうえで個々の患者さんに合わせた治療を検討する必要があります。
    次に、ドセタキセルを使用した化学療法においては脱毛はほぼ間違いなく現れます。数ある抗癌剤のなかでも特に脱毛が起こりやすい薬剤です。二次治療において比較的脱毛が起きにくい選択肢としてはS-1(ティーエスワン)という内服の抗癌剤がありますが、現在使用されているアリムタと作用機序が類似しています。すなわち、アリムタの効果が薄れたあとでS-1に大きな効果を期待することは難しいと言えます(効く方がいないわけではありません)。前述の分子標的治療薬も顕著な脱毛が起こることはまれですが、対象となる遺伝子異常がなければ使用できません。


  • 医師からの回答
    医長
    15年目以上

    回答2

    微小転移の場合、手術や放射線などの局所治療を行うことであたかも治癒したかのように長期に渡り安定する状況となる事は稀ですがあります。
    ただ、化学療法のみで治癒が得られるかと言われるとその可能性はほぼ0であると言わざるを得ません。イミフィンジ使用中にPDとなったという経過を考えると免疫チェックポイント阻害薬で治癒するのは難しいと思います。
    二次治療としては奏効率の観点のみ踏まえると遺伝子変異陰性の場合ドセタキセル+サイラムザが最も良好だと思います。TS-1による治療を行うという選択肢はありますが、奏効率は下がります。

Q

活動状態ではない腫瘍への治療について
腎細胞がん

腎細胞がんでリンパ節転移があり、腎臓とリンパ節を摘出しました。すぐに転移が見つかり、NIVO+IPIを始め、今はNIVO単独月1回になったところです。
転移とは別で、子宮を外から圧迫している腫瘍も見つかり今年の秋頃に放射線を当てました。1か月後のCTとMRIで全体的にかなり小さくなっていました。
今月のCTでは変化は見られませんでしたが、現在は腫瘍が活動していない状態かもしれないと言われました。CRPが0.03です。消えない場合はずっと抗がん剤を続けていくのでしょうか。
止めるのも不安ですし、今後の治療が気になります。


A

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  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答1

    ニボルマブやイピリムマブなどの免疫チェックポイント阻害剤を使った治療は、最近始まったものなのでまだ分かっていないこともあります。
    その一つが、ご質問のように免疫チェックポイント阻害剤がよく効いて画像上はがんの部分がなくなった、消えた場合にどうするか、ということです。
    もともとの臨床試験では2年間で終了されているものが多いため、実際の治療場面でも2年間までで中止することが多いですが、これにはっきりした根拠はありません。
    では1年間ではどうなのか、中止後に再発したときはどうするのか、といったことは今現在世界中で調べてデータを集めている最中です。
    つまり、ご質問に対する答えは現状はっきりとは出せません。消えたから中止してみる、2年間で中止する、継続する、のいずれも正解と思います。
    私からの一提案としてですが、上記データの解析結果がそろそろ公表されてくると思いますので、副作用がなければしばらく継続してみるのはいかがでしょうか。


  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答2

    ご質問ありがとうございます。
    一般的にがんが全身転移をきたしている場合、画像上はがんがかなり縮小もしくは消失しても、抗がん剤を中止すると再発することが多いと言われています。ですので、ご質問者様の場合も抗がん剤を中止するとがんが再増大する可能性があるため、可能であれば抗がん剤は継続を検討されても良いでしょう。
    副作用の負担が大きい場合は、主治医と相談して一時的に治療を中止するのも選択肢の一つかと思います。今後の治療に関しては、現在の抗がん剤が効いていれば、可能な限り治療を継続していくのではないかと思います。

Q

再発・転移時の治療について
乳がん

57歳で浸潤性小葉がんステージⅡBになりました。
抗がん剤は1回目から副作用が酷く入院しました。2回目は薬を変えましたが、1回目以上に副作用が酷く入院中に主治医から「もう抗がん剤は止めましょう」と言われ治療を中止しました。その時は余裕が無かったので止めていいものなのかどうか、医師に確認することが出来ませんでした。
その後、放射線治療を受け、5年経った今も再発、転移はありません。ホルモン療法は行っておりますが、もし今後、転移・再発した場合は抗がん剤治療も選択肢になるのでしょうか?
また、代替治療で行えるものはあるのでしょうか?


A

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  • 医師からの回答
    緩和ケア長
    20年目以上

    回答1

    ご質問ありがとうございます。浸潤性小葉がんとのこと、ホルモンレセプターやハーセプチンも陰性だったのかと推測しています。
    抗がん剤の副作用では何がひどかったのでしょうか?吐き気・食欲不振などの自覚症状なのか?採血で白血球や好中球が下がりすぎていたのか?
    前者ですと、それは治療医の制吐剤使用が不十分だった可能性が大きいです。消化器症状が強かったら、次からはもう少し強化しようと考えている医師が多くて、本来は考えられうる最大の制吐を目指して、大丈夫そうだったら次回から漸減していくのが本来の治療です。あれから5年経過していますし、万が一再発などで抗がん剤することになる場合にはこの点をよく覚えていていただけるとありがたいです。後者に関しては現在好中球減少症予防薬がありますので、延期や減量なく治療予定が立てやすくなりました。


  • 医師からの回答
    医長
    20年目以上

    回答2

    ご質問有難うございます。
    今後再発転移を来した場合は、これまで使用しなかった薬剤を選択することは可能ですし、これまで使用した薬剤についても投与量や投与間隔に配慮して使用する事も可能です。5年のうちに乳がんに対して新たに使用可能となった薬剤もありますし、今後も新たに使用可能となる薬剤も出現すると思われます。どのような副作用で抗がん剤中止に至ったのかが分かりませんが、副作用についても薬剤により制御できる可能性もあろうかと思います。
    代替治療については、世間で行われているものの中では、有効性に疑問のある割に高額な費用を要するものが多くあるため、一概には言えないところです。ご参考になれば幸いです。

Q

家族歴が関連するがんについて
その他

乳がん患者です。息子が二人いるのですが、乳がん以外に家族歴が関連する可能性のあるがんはありますか。
また、男の子の場合、日頃から自分で気を付けて触診などセルフケアで注意できることはありますか。


A

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  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答1

    ご相談ありがとうございます。一般的にがんの家族歴があるとがんの罹患リスクが上昇すると言われていますが、中でも膵臓がんや食道がん、膀胱がん等は罹患リスクの上昇が顕著と言われています。
    そのため、息子さんのがんの発症にご不安があるようであれば、40歳を過ぎるころから腹部超音波検査や胃カメラなどの検診を検討されるのも一つかと思います。
    また、セルフケアでできることとしたら、癌に関するわずかな症状を見逃さないということでしょうか。食道がんでしたら胸のつかえ感、膀胱がんでしたら血尿などがありますので、わずかでもこういった症状が出現したら、すぐに病院を受診されるのが大事と考えます。


  • 医師からの回答
    医員
    20年目以上

    回答2

    ご質問有難うございます。
    相談者様の乳がんが遺伝子異常(BRCA1またはBRCA2遺伝子の病的な変異)による発癌であった場合、息子さんに同じ遺伝子異常が存在する確率は1/2になります。息子さん自体は乳癌を発症する確率は低いとされますが、そのお子様には遺伝子異常が受け継がれてしまうので、注意が必要になります。男性でBRCA1またはBRCA2遺伝子の病的な変異がある場合、前立腺がんや膵臓がん、黒色腫といった悪性腫瘍の発症率を高めると言われています。
    男性乳がんの発症率は低い事から、定期健診を受けるといった必要性もなく、過剰に心配する必要はありませんが、折を見て自己触診などを行っておくことは有用かと思います。

Q

緩和移行と化学療法リトライについて
大腸がん

60代女性、大腸がんステージ4です。
術後XELOXを8回施行し、1年後肺転移のためFOLFOX+BV、その1年後骨盤内再発手術、肺転移手術、FOLFIRI+BV施行。今月、骨盤内再再発に対しての重粒子線治療が終了。今はロンサーフ+BVをしています。次はスチバーガですが、二つとも効かないことも多いと伺いました。転移が見つかり2年7ヶ月ですが、症状は特になく、副作用が抜ければPS1で仕事もしています。こんなに元気なのに緩和かと思うといたたまれないです。
使える抗がん剤は底をついていますが、緩和に移行するのでしょうか。リトライで初めに使っていた抗がん剤に戻すと聞きますが、こういった例はあるのでしょうか。


A

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  • 医師からの回答
    医員
    20年目以上

    回答1

    ご質問有難うございます。現在、転移巣がどのようになっているのかが不明ですが、化学療法を継続予定という事ですので、切除不能な転移巣があるという事だと思われます。
    使えるお薬が底をついているという事ですが、免疫チェックポイント阻害薬やラムシルマブ、アフリベルセプトなどの分子標的薬も候補には挙がろうかと思いますし、遺伝子パネル検査により使えるお薬が見つかる可能性もあろうかと思います。
    「緩和(ケア)」については、心身共に、全くの無症状の段階では必要はありませんが、再発巣の進行に伴い、何らかの症状が出現した時点で早期に治療と並行でされると良いかもしれません。リトライについては、該当薬剤が中止に至った理由にもよりますが、有効だったのに副作用で中止となったケースなどは、副作用対策を十二分に講じながら行う事も可能でしょうし、無効中止となったケースでも薬剤の組み合わせを変更するなどして再度試みることも可能かと思います。ご参考になれば幸いです。


  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答2

    ご質問ありがとうございます。お辛いかと思います。お答えさせていただきますね。
    ご指摘の通り、経過の中で多くの抗がん剤を使用していますので、今後使用できる抗がん剤の種類が限られている状態と考えます。使用できる抗がん剤を使い切ってしまうと、緩和治療に移行することがほとんどですが、KRASやBRAF、MSI-Hなどの遺伝子検査はされたでしょうか。
    もしされていないようでしたら、一度検査を行い、使用できる抗がん剤が他にないか確認するのは一つの手段でしょう。大腸癌の化学療法rechallengeでは、抗EGFR抗体薬(抗がん剤の種類)で有効性がいくつか報告されています。他の抗がん剤でも有効かどうかまでは言及できませんが、PSが問題なく、化学療法の継続を望むようでしたら、一度主治医に相談されると良いでしょう。

Q

治験への参加方法について
肺がん

肺がんで5年前に手術後胸膜播種再発をし、骨にも転移しました。分子標的薬で治療をしたものの耐性ができ、抗がん剤治療をするも効果が無く、副作用の吐き気が強く出ました。
免疫チェックポイント阻害剤を試すも効果が無いため、今後、臨床試験ベースのウイルス療法やe-NKT療法など、副作用が少ない免疫療法の治験を受けたいと思っています。
ただ、主治医より、責任がとれないという理由で推奨できないと言われました。
治験を受けるためにはどうすれば良いのでしょうか。


A

複数の医師からの回答

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  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答1

    これまで様々な治療を受けてこられ、副作用の負担も大きかったことと思います。
    標準的な薬剤が終了した場合は、おっしゃっているように臨床試験への参加が選択肢の一つと考えられます。
    ただ、免疫療法はまれではあるものの非常に強い副作用を生じることもあるので、副作用が少ないから免疫療法を受けたい、というご希望には添えない場合もあることを考慮してください。
    また臨床試験とは、抗がん効果があると思われる薬剤を人間に投与してみて副作用はどうか、治療効果はどうか、ということを調べる研究なので、 確実に効果が得られるとも言えません。保険診療で現在使用されている他の薬剤の方が治療効果が高かったり副作用が少なかったりすることも多々あります。
    臨床試験を「最先端の夢の治療」ととらえておられる患者さんがいますがそうではなく、言い方は悪いですが人体実験の一種であることを理解いただいてから検討してほしいと思います。主治医の先生としては上記のような意味合いで、責任はとれないですよ、と言われたのではないでしょうか。
    以上のことをもう一度主治医と話し合っていただき、それでもやはり臨床試験に参加したいということであれば、臨床試験を行っている病院へ紹介してもらうことが必要となります。がんセンターや大学病院であれば臨床試験は複数行っていますが、施設によって参加している臨床試験の種類や数は違いますので、ホームページなどで調べてみても良いでしょう。ただ、外部へ公開されている以外の臨床試験を行っていることもあるので、実際には受診して担当医から説明を聞かないとわからないことが多いです。また、内臓の状態や体力、併存疾患などを考慮して臨床試験には参加できないと断られてしまうこともあります。参加できるかどうかの基準は試験ごとに細かく定められており、臨床試験の担当医が調べて判断します。
    現在の主治医と今後の選択肢についてもう一度検討していただき、その中で臨床試験参加が最適であれば紹介していただくことが良いと考えました。 今後もよりよい治療が受けられることを願っております。


  • 医師からの回答
    病棟医長
    15年目以上

    回答2

    手術に続き分子標的治療薬や抗癌剤治療、免疫チェックポイント阻害薬と様々な治療を乗り越えて来られたのですね。まずはこれまでの治療、お疲れ様でした。今後の治療として免疫療法の治験(臨床試験)への参加を希望しておられるとのことですね。
    まず、臨床試験への参加に際しては大きく
    ①従来治療を受けてきた医療機関で実施中の臨床試験に参加する。
    ② 従来治療を受けてきた医療機関とは別の医療機関で実施中の臨床試験に参加する。
    のふたつのパターンがあり得ますが、現在の主治医(以降、主治医とします)が引き続き臨床試験を担当する場合はもちろん、別の医療機関で臨床試験に参加することになる場合にも主治医の協力が必要です。すなわち、相談者様の病状に見合った臨床試験が現在進行中かどうかを検討し、参加できそうな臨床試験があれば当該医療機関宛てにこれまでの診療内容に関する詳しい書類を記載してもらう必要があります。
    次に、主治医が「責任が取れないので推奨しない」と述べられたとのことですが、その趣旨について詳しい内容はお聞きになりましたでしょうか。参加していただく意義がある臨床試験があれば相談者様のお気持ちを尊重してくれるはずですから、なんらかの理由があるものと思われます。推測される理由としては、
    ①相談者様の病状に見合った臨床試験が現在進行していない。
    ②希望された治療内容が臨床試験ではなく、自由診療に該当するいわゆる民間療法である。
    ③主治医が「標準的治療以外は一切勧めない」というポリシーを持っている。
    といったパターンがあり得ますが、①の場合はやむを得ません。②の場合については、確かに責任を持って相談者様を送り出すことはできないでしょう。私もお勧めしません。確立された治療でもなければ計画的な研究でもありませんので、実際に治療を施す医師が責任を取ることになります。③の場合は悩ましいですが、まずは担当医に繰り返しお気持ちを伝えていただくことが大事です。
    繰り返しになりますが、臨床試験への参加はご自分の独断で実現するものではなく、主治医からの情報提供に基づいて臨床試験担当者が適格性を判断することになります。ご自分でお調べになった治療を主治医に提示して意見を求めることは差し支えありませんが、内容次第ではご希望が叶わないこともあるとご理解ください。まずは改めて主治医と相談いただき、理解できない点があれば積極的に質問なさるといいと思います。


  • 医師からの回答
    医師
    20年目以上

    回答3

    ご質問有難うございます。
    臨床試験を行っている主体が、信頼のおける学会、あるいはがんセンターや大学病院などの高度医療機関であれば、主治医も理解を示してくださるはずです。ただし、治験には厳格な参加条件があり、相談者様がそれを満たしている事が必須となります。 一方、世間には治験と称して、治療の根拠もなく、効果も期待できない、それでいて高額な費用を要求されるようなものも、残念ながらあり、それに縋るように参加される患者様もいらっしゃいますので、ご注意ください。
    相談者様がお示しの「臨床試験ベースのウイルス療法やe-NKT療法など、副作用が少ない免疫療法の治験」が上記のいずれに該当するのかは分かりませんが、前者であれば主治医も責任をもって紹介されるはずですし、紹介するべきかと思います。後者であれば、主治医が「責任が取れない」と言われるのも無理はないと考えます。


  • 医師からの回答
    学術顧問
    30年目以上

    回答4

    現在全国的には、肺がんの治験は40種類以上が進行しています。
    これらのどの治験に該当するかは、肺がんの進行度、組織型、がん遺伝子の状況、全身状態の状況などによって決まってきますので、一概にどの治験がふさわしいか決めることはできません。 また治験に参加する施設はがん治療の専門の医師がいるなどの一定の条件を満たす必要もあります。
    まずは現在おかかりの病院がすでにいくつかの治験に参加しているのかどうか、主治医にお尋ねになる必要があると思います。
    すでに参加している施設の主治医が参加を勧めないのであれば、具体的にどのようなリスクがあるので勧めないのかお聞きになってはいかがでしょうか。逆に現在治験に参加していない施設であれば、がんの専門病院などに、セカンドオピニオンを求めてみたいと、主治医に依頼してはいかがでしょうか。

Q

抗がん剤治療によるアレルギー反応について
卵巣がん

卵巣がんで再発もあり、通算9クール目のTC療法抗がん剤後、 みぞおちの痛みが強く出ました。医師によると抗がん剤の副作用という事でした。
10クール目に、みぞおちの痛みと共に全身に地図模様状の蕁麻疹と息苦しさがあり、点滴を止めると、みぞおちの痛みも無くなりました。 9クール目のみぞおちの痛みは、アレルギー反応の前兆だったのかもと考えていますが、医師に副反応だから心配無いと言われ詳細を聞くことができませんでした。
今後別の抗がん剤治療で同じ症状が出た時にどう考えれば良いのか分からず、この先の治療が不安です。アレルギーの症状として みぞおちの痛みと言うものは考えられるのでしょうか?


A

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  • 医師からの回答
    医師
    10年目以上

    回答1

    ご質問いただき、ありがとうございます。抗がん剤治療後にみぞおちの痛みが出現したのですね。
    TC療法の主な副作用としては脱毛や、しびれ、筋肉痛、注射部位の痛み、白血球減少などがあります。みぞおちの痛みが筋肉痛のような痛みであったのならば、副作用の可能性はあるでしょう。
    蕁麻疹や息苦しさに関しては、抗がん剤によるアレルギー症状を疑います。別の抗がん剤に変更した場合、一般的には同じような症状が出る可能性は低いと考えます。ご不安かとは思いますが、治療中に何か気になる症状が出た際は、遠慮なく医師や看護師に相談されると良いでしょう。
    また何かご不明な点がありましたら、いつでもご相談いただければと思います。


  • 医師からの回答
    副センター長
    20年目以上

    回答2

    抗がん剤に限らずアレルギー症状の多くは皮疹や発熱、掻痒などが多いですが、アレルギー症状のうち重篤な反応をアナフィラキシー症状と呼びます。
    このアナフィラキシー症状は咳や喘鳴などの呼吸症状が有名ですが、腹痛や下痢などの消化器症状がでることも多いです。
    ご記載ではTC療法のうちのタキサン系の抗がん剤によるアナフィラキシー症状が疑わしいです。
    まずは今後の抗がん剤治療の変更などについて良く主治医からも説明を聞かれてみるとよいでしょう。


  • 医師からの回答
    医師
    20年目以上

    回答3

    ご質問有難うございます。 いずれの薬剤の副作用かは分かりませんが、お示しの経過からは、薬剤のアレルギー反応によるみぞおちの痛み及びじんま疹、息苦しさと考えられます。
    中でも、みぞおちの痛みについては、アレルギー反応により胃や腸の粘膜が急激に腫れたための症状と思われます。
    今後、現在の治療を継続されるのであれば、アレルギー対策は必須でしょうし、治療変更となっても、アレルギーの出現にはより注意を払う必要があると考えます。


  • 医師からの回答
    病棟医長
    15年目以上

    回答4

    治療の都度、症状が繰り返されるようですと確かに心配になってしまうのも無理はないでしょう。
    まず、10クール目の「蕁麻疹と息苦しさ」の組み合わせはさも過敏反応(アレルギー)らしい症状です。腹痛を伴うことがあってもおかしくないでしょう。
    なお、9クール目の腹痛のみの症状が同じメカニズムによるものであったかどうかは定かでありませんが、否定もまた困難です。

Q

キイトルーダと化学療法併用の効果とリスクについて
小腸がん

パネル検査を受けたところTMB-Highで、キイトルーダが適用できるようになりました。
キイトルーダと化学療法の併用治療はどのような効果とリスクが想定されますか? また、抗がん剤治療から免疫治療へ治療を切り替えるにあたりその判断基準や視標を教えていただきたいです。
医師には効果が無くなった時と言われましたが「効果がない」という判断の基準や視標を知りたいです。
(腫瘍マーカー、CT、MRI等)


A

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  • 医師からの回答
    大学病院 助教
    5年目以上

    回答1

    キイトルーダと化学療法の併用療法は臨床試験以外では行えないものだと考えられますので、TMB-highであればキイトルーダ単剤療法がすすめられます。
    一般的に化学療法との併用の場合は、化学療法の有害事象が上乗せが懸念されます。 効果については化学療法を上乗せした分、良い効果を期待したいですが、現状は不明と言わざるを得ないと思います。
    小腸腺癌は希少癌であり、抗がん剤治療の効果のエビデンスに乏しいです。
    治療の切り替えに関しては、抗がん剤治療の効果に乏しい場合は免疫治療へ切り替えることは選択されます。
    効果の有無の判断はCT検査や腫瘍マーカー、身体症状など総合的に判断します。 TMB-highでキイトルーダの治療機会を逸しないようにするのであれば、CTで明らかに進行がみられていなくても、たとえば腫瘍マーカーの上昇のみをもって免疫治療へ切り替えることも1つの選択肢ではあるので、主治医と十分に話し合い治療方法を決定していく必要があると考えます。
    個々の症例で判断に難しい場面かと存じますので、抗がん剤治療中に他医療機関へのセカンドオピニオンも治療選択を考えるうえで有用と考えます。


  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答2

    【キイトルーダと化学療法の併用に関して】
    TMB-Highの腫瘍に対してキイトルーダを併用することで、より高い確率で完全奏功(画像上の腫瘍が確認できなくなる)や、部分奏功(画像上の腫瘍が縮小する)を達成出来ます。 リスクとしては、従来の化学療法薬によるもの+キイトルーダの副作用が考えられます。頻度の多いものは、疲労感や食思不振、掻痒があります。
    キイトルーダのような免疫チェックポイント阻害薬気をつけないといけない事として、irAE(免疫関連有害事象)があり、皮膚障害、肝障害、甲状腺機能異常、1型糖尿病などがあり定期的に外来で血液検査や自覚症状をチェックします。
    【効果の有無と切り替えのタイミング】
    大きく分けて、医師の判断で癌の治療を切り替える場合は2種類。
    「効果がなくなった」場合と、「副作用が強い」場合です。
    効果がなくなった場合⇒RECISTという評価基準に従うことが多く、PD(病勢進行)=治療経過中に最も腫瘍が小さい時より20%以上腫瘍が増大もしくは径にして5㎜以上の増大した場合に、効果がないと判断し治療の変更を予定します。
    副作用が強い場合⇒CTCAEという評価基準に従うことが多く、Grade2以下は注意しつつ継続、Grade3は一時休薬し改善後に減量して再開、Grade4は中止し改善した場合は他の薬剤に切り替えになります。


  • 医師からの回答
    医師
    20年目以上

    回答3

    ご質問有難うございます。
    これまでの治療歴や、キイトルーダと併用する化学療法の内容により、効果やリスクは変わります。
    TMB-Highの小腸腺癌は全小腸癌の10%程度と、他の癌腫に比べても低く、 また小腸腺癌自体が少ないことから、小腸腺癌に特化した、確立したデータはないと思われます。また添付文書上は、他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していないとされますのでご留意ください。
    KEYNOTE-158試験における、TMB-High固型癌に対するキイトルーダ「単剤」の効果としては、完全奏功と部分奏功を併せて29.4%、12か月・24か月無増悪生存率は26.4%、21.6%とされます。また12か月・24か月全生存率は49.6%、34.3%となっております。本試験におけるキイトルーダの副作用は63.8%、内訳は疲労、無力症、甲状腺機能低下症、食欲減退、掻痒、発疹、下痢などで、重篤なものは15.8%で免疫関連事象が多くを占めます。
    抗がん剤治療から免疫療法への治療の切り替えは、病状が進行している中で、効果が期待できる抗がん剤がない、抗がん剤の副作用が強く使用できない、といったタイミングで行う事が多いと思います。無効判定については、画像診断や腫瘍マーカーなどで行う(明らかに腫瘍が大きくなっている、腫瘍マーカーが著増している、など)ことになろうかと思います。


  • 医師からの回答
    医員
    10年目以上

    回答4

    まずは、がん治療の一般的な説明をさせていただきます。
    がん化学療法とは、殺細胞薬と呼ばれるいわゆる抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤をすべて含んでいます。 使う薬剤は、ガイドラインなどである程度の種類や順番が決められています。専門的な内容になりますが、小腸腺がんであれば大腸がんに準じて、FOLFOX+ベバシズマブ療法、またXELOX療法、FIOLFOXIRI療法などが最初に挙げられ、次にFOLFIRI療法、IRIS療法など、という選択肢があります。
    担当医はその中から患者さんに合ったものを選び、使用します。
    TMBを調べてHighであれば、キイトルーダのような免疫チェックポイント阻害剤を早めに使うこともガイドラインに書かれています。
    治療効果の判断についてですが、基本的にはCTなどの画像検査でがんのサイズを計測し、ある程度大きくなっていた場合や新しい転移が出現した場合は、治療効果がないと判断します。
    腫瘍マーカーの上昇によってがんが大きくなっていることを予想しますが、それだけでの判定は通常しません。
    また、化学療法の副作用が強くみられて治療の継続が難しい場合も、次の薬剤に切り替えることがあります。
    いずれにしても、個々の患者さんごとに状況は異なるので、転移の場所やスピード、内臓の機能、全体的な体調、患者さん本人の生活スタイルや希望も含めて、治療切り替えのタイミングおよび次の薬剤については総合的に判断します。
    そして、TMB-Highの固形がんに対して二次治療以降でキイトルーダは使用可能ですが、保険診療で他剤との併用は認められておらず、おそらく単独での使用になると思います。
    効果については、臨床試験では30%程度の人でがんが縮小し、4%の人ではがんはほぼ消失しました。
    リスク(副作用)は、60%程度の人で何らかの副作用があり、10%の人は入院をする程度の重い副作用が現れました。1人は副作用の肺炎で亡くなっています。
    長くなりましたが、疑問に思われることは解決したでしょうか。

Q

舌部分切除・再建術後における顎骨剥離骨折の手術について
舌がん

舌がんで部分切除を4回繰り返し、昨年、皮弁再建、リンパ郭清、気管切開をしました。
再建手術では顎の骨を削り、現在は歯茎に皮弁がかぶさってる状態です。追加治療はしていません。
半年後にCTで、顎の骨に剥離骨折が認められました。再建部分の傷が治りきらず、瘻孔のような状態になっています。
主治医からは、「炎症が強く痛みが出たり、食事、会話に支障があるなら手術したほうが良いが、手術となると瘢痕やひきつれも出る可能性があります。 そのままでは傷は治らないが、今は炎症が落ち着いてるので、できれば様子見をしましょう。」と言われました。
骨を外して出す手術をすべきでしょうか。それとも、炎症が落ち着いているなら、このまま様子見をすべきでしょうか。 レアケースのため、ネットでは情報が見つからず、再発との関連もわからず、不安を感じています。


A

複数の医師からの回答

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  • 医師からの回答
    大学病院 助教
    20年目以上

    回答1

    頭頸部癌専門医です。病状文面読む限りお食事など苦労されていることと推察します。
    画像はみていないので相談者様からの文面からの判断になりますで適切ではないかもしれないこと、あらかじめご了解ください。
    瘻孔は頸部と交通しているのでしょうか? また下顎骨の骨折があり咀嚼に問題あるのでしょうか。
    これまで複数回の手術既往もあり、骨折部位の切除と瘻孔部位の手術をしても必ずしもすっきり解消するのは難しいかもしれません。
    再発が疑われるようなら治療がもちろん必要と考えますが、現時点でそのような兆候がなく食事の摂取がなんとかとれているようなら経過みるのも一つかと思います。
    もし手術となると骨皮弁での再建もしくはプレート再建+局所皮弁(大胸筋など)が想定されまが、いずれにしても侵襲はそれなりにあるので 担当医の先生と十分相談されてはと思います。


  • 医師からの回答
    医師
    20年目以上

    回答2

    ご質問有難うございます。
    現在の相談者様の状態と、ご希望次第かと思います。現在炎症が落ち着いているという事で、痛みが出たり、食事、会話に支障が出たりしていなければ、再手術の身体的な負担や後遺症(瘢痕や引きつれ)のリスクを考えて、主治医の言われる通り、瘻孔の状態で様子を見たほうが良いかと思います。
    今後、炎症が強くなった段階で、手術を含めた治療方針の再検討を要すると思われます。


  • 医師からの回答
    大学病院 助教
    5年目以上

    回答3

    現在や今後の治療方針について大変悩まれていることと推察します。
    質問文からは、別の医療機関の意見を求めることは良い選択肢になると思います。「手術をせずに様子をみる以外の治療選択肢について、セカンドオピニオンを希望する」 と主治医に伝えてみてはいかがでしょうか。
    セカンドオピニオンは保険外診療なので多くは30分~1時間で3万円前後の費用がかかる(医療機関によって異なります)
    一方で、いま通院していらっしゃる医療機関以外にも意見を聞ける貴重な機会になりますので、治療方針に関してもやもやがあるようでしたら一度相談してみることは良いことだと思います。


  • 医師からの回答
    医師
    10年目以上

    回答4

    ご質問いただき、ありがとうございます。
    非常に難しいケースと考えますが、再手術となると体への負担も大きくなることから、現在食事や会話に支障がないようでしたら、まずは担当医の方針通り様子を見るでも良いと考えます。
    再手術により、新たな合併症を引き起こす可能性も否定できません。 感染症を引き起こす、または食事や会話に支障が出るようでしたら、再手術を検討した方が良いでしょう。

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