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セミナーについて

セミナー・イベントの日時・内容・参加方法等の詳細情報
について掲載しています

タイトル自分らしく過ごすために 在宅・入院で受けられる緩和ケアの実際
日時

2024年01月26日 (金) 19:00-20:15

ご登壇者

がん研究会有明病院 緩和ケアセンター長/緩和治療科部長

松本 禎久

がんと働く応援団会員、気象予報士、アナウンサー、ナレーター

財目 かおり

セミナー内容
少し話しにくいトピックでもある「緩和ケア」についてフォーカスした全2回シリーズの第2回、今月は「積極的治療終了後・人生の最終段階の緩和ケア」を取り上げます。
「家族と自宅で過ごしたいけれど、在宅での緩和ケアは家族の負担が大きく大変?」「緩和ケア病棟とホスピスの違いってなに?」といった疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、在宅・ホスピス・緩和ケア病棟などで受けられるケアの具体的な内容やそれぞれのメリット・デメリット、さらに人生の最終段階に移行する時の気持ちの持ち方について、がん研有明病院 緩和ケアセンター長・緩和治療科部長の松本 禎久先生にご解説頂きます。
今の治療効果が続くことが一番ですが、もしも病状が悪くなった時に「どこでどのように自分らしく過ごしたいか」について、一緒に考えましょう。
【お伝え事項】
今回、鎮静や延命治療について、セミナー内でお話させていただきます。
ご了承の上ご参加いただきますようお願いいたします。

※事前参加申し込み不要。Club CaNoW会員登録をしていただいた方全員に、視聴用のURLをメールにてお送りいたします。

参加方法 視聴いただくには会員登録・ログインが必要となります。
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ご登壇者について

ご登壇者のご経歴と今回のセミナー・イベントに向けた
メッセージを掲載しています

ご登壇者
松本 禎久
がん研究会有明病院 緩和ケアセンター長/緩和治療科部長
ご経歴
  • 1999年
    金沢大学医学部医学科 卒業
  • 2002年
    金沢大学医学部 医学系研究科 がん医科学専攻
  • 2007年
    国立がんセンター がん専門修練医(シニアレジデント)
  • 2009年
    国立がんセンター 緩和医療科医員
  • 2016年
    国立がん研究センター東病院 緩和医療科医長
  • 2018年
    国立がん研究センター東病院 緩和医療科科長
  • 2022年
    がん研究会有明病院 緩和ケアセンター長/緩和治療科部長

松本先生からのメッセージ


緩和ケアを「いつ」「どのような」場合に「誰から」受けたらよいのかという疑問をお持ちの方も多いかもしれません。

また、緩和ケアという言葉に何らかのネガティブなイメージを持たれる方もいまだ少なくないかもしれません。

緩和ケアは、からだや気持ちなどの様々なつらさを和らげて、ご病気がある中でもできるだけ豊かな人生を送ることができるようにお手伝いするケアであり、がんと診断された時から受けられるものです。

このセミナーをお聴きいただいた方々にとって、緩和ケアをうまく活用してより豊かに過ごせるためのヒントになるようなお話ができればと考えています。

ご登壇者
財目 かおり
がんと働く応援団会員、気象予報士、アナウンサー、ナレーター
ご経歴
  • 1992年
    ~1996年 北陸放送報道制作協アナウンサー
  • 2005年
    ~現在 気象予報士、ナレーター
  • 2006年
    ~2009年 日本気象協会気象情報部
  • 2009年
    『気象予報士かんたん合格ノート』を出版
  • 2020年
    4月 卵巣がんに罹患。6月に子宮卵巣等全摘。 7月 再発し、8月より抗がん剤投与
  • 2021年
    維持療法
  • 2022年
    維持療法中止し現在は経過観察中
  • 2023年
    『気象予報士かんたん合格ガイド』を出版

財目からのメッセージ


がんになるまでは、『緩和ケア=終末期に受けるもの』というイメージを持っていました。

そんな私でしたが、治療中、緩和ケアに助けられたのです。

身体の痛みのみならず、心の痛みも和らげていただいたことで、治療の早い段階からの緩和ケアの重要性を、身をもって学びました。

緩和ケアを上手に取り入れ、生活や生きがい、人生の時間を大切にしながら治療される方が増えることを願っています。