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セミナーについて

セミナー・イベントの日時・内容・参加方法等の詳細情報
について掲載しています

タイトル教えて先生! がん治療中の不安な気持ちとの上手な付き合い方 - 家族編
日時

2023年05月23日 (火) 19:00-20:15

ご登壇者

がん研究会有明病院 腫瘍精神科 部長

清水 研

がんと働く応援団 事務局 株式会社パソナ 官公庁第1チーム 令和5年度キャリア形成・学び直し支援センター事業 経費ユニット長

細谷 美弥

セミナー内容
家族ががんと告げられた時、診断された患者さんご本人と同様にご家族も大きな心の変化を伴います。
しかし、「診断を受けた本人が一番辛いのだから、家族の立場として支えなければ、頑張らなければ。」とご自身の心に蓋をしているご家族様も少なくないのではないでしょうか。
今回は、いつも患者様を支えておられるご家族様に焦点を当て、ご家族がもつ2つの立場やご家族の心のケアのエッセンスについて、がん研有明病院の腫瘍精神科部長の清水研先生にお伺いします。
【お伝え事項】
今回、承諾を得たご遺族様の体験をセミナー内でお話させていただきます。
ご了承の上ご参加いただきますようお願いいたします。

※事前参加申し込み不要。Club CaNoW無料会員登録をしていただいた方全員に、視聴用のURLをメールにてお送りいたします

参加方法 視聴いただくには会員登録・ログインが必要となります。
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ご登壇者について

ご登壇者のご経歴と今回のセミナー・イベントに向けた
メッセージを掲載しています

ご登壇者
清水 研
がん研究会有明病院 腫瘍精神科 部長
ご経歴
  • 1998年
    金沢大学医学部医学科 卒業
  • 1998年
    東京都立荏原病院内科系 研修医
  • 2000年
    国立精神・神経センター武蔵病院精神科 レジデント
  • 2002年
    東京都立豊島病院神経科 シニアレジデント
  • 2003年
    国立がんセンター 東病院神経科 レジデント
  • 2006年
    国立がんセンター中央病院精神科 医員
  • 2012年
    国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科 科長
  • 2020年
    がん研究会有明病院腫瘍精神科 部長

清水先生からのメッセージ


自分にとってかけがえのない人ががんになったとしたら、当然こころは大きな衝撃を受けるでしょう。絶対に治ると言い聞かせる一方で、もしこの人がいなくなったら自分の人生はどうなってしまうのだろうという不安が大きな影を落とすかもしれません。

ご家族は大きなこころの負担を感じているにも関わらず、「大変なのは患者さん本人で、自分はしっかり支えなければいけない」と自身の感情に蓋をしてしまうことがあります。また、患者さん本人にどう接したらよいかわからないという悩みも耳にします。

ご本人を支えていくためにも、ご家族のこころのケアは大切です。今回は、家族のこころに焦点をあてます。このセミナーを聴いた方の気持ちが、少しでも軽くなりますように。

ご登壇者
細谷 美弥
がんと働く応援団 事務局 株式会社パソナ 官公庁第1チーム 令和5年度キャリア形成・学び直し支援センター事業 経費ユニット長
ご経歴
  • 2019年
    2月 乳がん告知(左・ステージⅡB・ホルモン-、HER2陽性)
  • 2019年
    3月~8月 抗がん剤(EC4クール、ドセタキセル4クール)
  • 2019年
    6月~2020年7月 分子標的薬(パージェタ、ハーセプチン)
  • 2019年
    9月 左乳房全摘、リンパ郭清
  • 2019年
    10月 放射線治療25回

細谷さんからのメッセージ


自身の罹患経験もありますが、祖父を胃がんで、母を大腸がん・肝臓がんで亡くしており家族としての経験もあり、母を亡くしてから30年ほどたちます。

私もまだ20代後半で働きながら母を看病していたので至らないところもあったと思いますが、周りの人に泣き言を言っても「病気が言わせてることだから」と言われ、自分の気持ちに蓋をして過ごす毎日でした。

患者家族それぞれの思いがあるとは思いますが、今回は患者や家族の心に寄り添う清水先生のお話を是非お伺いしてみたいと思っております。