乳がんの薬物療法として、ホルモン療法、分子標的治療、抗がん剤治療など、様々な道具が使われます。

この道具をどのような順番で、どのような組み合わせで使い、継続や切り替えをどのように判断していくのか、サブタイプ別に、最新の情報も交えながら解説します。

道具はたくさんありますが、それを使うために生きているわけではなく、自分らしく生きるためにうまく活用するのが道具です。

自分にとって最善の選択ができるような考え方をお伝えできれば、と思います。

私たち乳がん患者は、がんと診断された直後から矢継ぎ早に様々な選択を迫られます。

がんになったことによって様々な変化が起こりうる中にも「自分らしく生きる」ためのヒントを、高野先生のエビデンスに基づくお話の中から一緒に見つけていきましょう。